「かやくご飯」と、「激盛カツ丼」
休日の空も突き抜けてます。
真っ青です。
ベランダの洗濯物は気持ちがよさそう。
朝飯は昨夜の残り物の「かやくご飯」
(画像とは、一切関係なし)
はて?
「かやく」…って、どんな漢字だったかな?
この携帯は…
「かやく」で入力すると。
「火薬」と「化薬」にしか変換されない。
火薬じゃ物騒だし、化薬はどう考えても…化学薬品で危険なかおり。
んじゃ…ってんで、たまにヘンテコな解説もある、Wikipediaで調べてみたら…
あるじゃないの!?
【加薬(カヤク)】ってのがあって、こんな感じ。↓
加薬(かやく)とは、ラーメンやうどんなどに入れる香辛料や具を指す。
一般的には「ひらがな」で表記されることが多い。
=概要=
加薬とは加薬味、つまり薬味を加えるという言葉から来ている。そのため、薬味の由来についても説明する。
薬味とはもともと漢方医学(漢方)の用語である。
中国最古の薬書と言われている『神農本草経』には「薬に酸鹹甘苦辛の五味あり」(鹹とは塩味のこと)と記されており、『芸文志』にも「処方は……薬味の滋養を借り……」と記されているなど、既に1世紀には薬味という言葉が使われていたとされている。
その後、宋代になって、医療が庶民の日常生活に密着して登場するようになると、一般家庭で調達可能な材料はわざわざ薬屋から購入する必要はないため、そのような材料は家庭で調達や配合を行うことが一般化されるようになった。
宋医学が日本に伝わると、日本の一般家庭にある、漢方の材料となるもの(煎じるときに薬味として加えることが可能なもの)として生姜が加薬味の代表となった。
そのため、生姜のことを指して、加薬味、加薬(加薬味の略語)、薬味、辛味(前述の通り五味の一つ)などと呼ばれるようになったとされている。
実際、室町時代後期の『運歩色葉集』(1548年)には加薬という言葉が登場している。
江戸時代には、他の香辛料である葱や山椒も加薬と呼ばれることとなる。
江戸時代の料理書『素人包丁』には、「鯛飯」の項に「加益(カヤク)はおろし大根、ネギ、のり、とうがらし」と記されており、この頃には香辛料一般で加薬と呼ばれていたことが判る。
同じく江戸時代、加薬御飯が登場する頃には、加薬が具全般を指す言葉として使われるようになった。また、主役となる食材に加えるという意味で「加役」の字を当てることもあった。
加薬を「具」として使うようになったのは、和歌山県・兵庫県・高知県が発祥とされている。
【なお、中国では香辛料一般や具を加薬や薬味と呼ぶような、言葉の派生は発生していない】
関連項目
加薬ご飯 – 関東で炊き込みご飯のこと
薬味 – 語源と密接な関係にある
……と、まぁたった一言の単語を調べるだけで、こんなにいろんなことが出てきてしまうわけで。
かやく→加薬→加益(加役)と、あてられる漢字も時代や首都が西から東へ変わっただけで適当に変えられてしまってる。
しかも、元々は中国の文化(しかも医学文化)、だったが…日本に渡り、時代の流れとともに、医学の領域から枝分かれし、食文化での活躍の方がめざましいという、これも一種のガラパゴス化なのか?
どんどん、話がオチなくなってきたな?
んじゃ、丸めます。
「かやくご飯」の「かやく」は、通常は「ひらがな」でいい。
あえて漢字をあてるなら「加薬」となり、「加薬ご飯」とは、西での呼び方で、東では「炊き込みご飯」となる。
と、まぁ…こういうことですね?
で、画像は吉D君が戦いを挑んで、ハチのムサシのように敗れた…↓
【ヒトクチ豚カツのカツ丼】
カツはダブル。
ご飯は約三合…!?
直径、約30cmのでかいどんぶり鉢に、ざっくり盛られた雄々しいご飯の山々と、カツ煮の玉子とじダブルは、静かで荘厳な佇まい。
で、吉D君は、カツ丼の山に果敢に挑むわけです。
20分で完食。
…の、はずが?