【地域への感謝と共に】日疋好春氏インタビュー第3話「やる気さえあれば夢は叶う」

<日疋好春氏 プロフィール>
 1971年生まれ。株式会社ひびき代表取締役社長。1992年株式会社ひびきを設立。埼玉を中心に飲食店、テイクアウト専門店など18店舗を運営。
http://www.hibiki-food.jp/

 

第3回目の最終回は、株式会社ひびきの強みである先見性とこだわりについて、話を聞いてみました。

また、自身の辛い体験から生まれた独立者支援の「のれん分け」制度について聞いています。

ひびきの強みとは?

飲食、テイクアウト、通販など多彩な販路や彩の国工場認定の自社加工工場があること。それと、特許公開中の独自のトレサビリティーシステムで常にお客様の立場に立ち安全安心の追求を行なっていることが強みです。安心安全が叫ばれる昨今、トレーサビリティーも普及しつつあるが、加工食品に初めて導入したのは株式会社ひびきであると言われています。そしてなにより主力商品である、「秘伝のみそだれ」がモンドセレクション3年連続最高金賞を受賞したことで、さらに自信を持ってお客様におすすめできる商品となったことです。
また、中小企業診断士や税理士など専門家からの指導支援も受けており、「なによりも人との出会いや環境に恵まれているのだと思います。」と日疋社長は話してくれた。

やる気さえ持ち続ければ夢は叶う

ひびきののれん分け制度では、50~60代でも再チャレンジできる独立支援を行っています。
「一度失敗すると資金調達も難しくなる。FC契約をのれん分けという名の
再チャレンジの機会にしたいと考えています。逆にニートの20代がこの制度を利用しても構いません。うちの場合年齢制限がありませんから、いくつでも、もう遅いということはありません。一定の基準を満たすまでは委託社員として修業をしていただきますが、やる気と努力次第で独立は可能なのです。」と語ってくれた。

編集後記

どん底を味わい、大変な苦労があったからこそ、自社の真の強みを強化する事に余念が無いと思う。また、自身の辛い体験があるからこそ、再チャレンジ制度を設け、他人の夢の実現を後押ししているのだと思う。