【笑顔日本一を目指す飲食店】田子英城氏インタビュー第2話「起業する人へ」
■田子英城 | プロフィール
1978年生まれ。株式会社ロット代表取締役。大学卒業後、仲間とともに「Cafe & Dining SUN」を出店。その後も埼玉県戸田市を中心に、お好み焼き、カフェ、焼肉などの全店多業態の店を10店舗を運営。http://www.rot-group.com/pc/index.html
今回は、田子英城氏のインタビュー(全4話)の第2話「起業する人へ」を紹介していきます。
起業する人へ
リスクを知らないから独立できた。ノリがないと独立できない。と、田子氏は言う。
いいビジネスプランを持っている人はたくさんいる。でも、それを実現している人はたくさんいない。結局は、「起業するぞ」と一歩踏み出す勇気が必要なのである。
そして、独立するための努力はするべき。自分でしっかりお金を稼いで貯めること。苦労すること。というのも、そこでの苦労が自信につながるからである。
あとは全てやってみなきゃわからない。
独立するときは、ものすごいエネルギーを持った人間が独立したりするが、そのエネルギーや集中力を持って商売してる人はそんなにいない。そこまで本気な人がどれだけいるのか、と考えたときに、一歩踏み出して、そこで最大限の努力をすれば、うまくいくと思う。と力強く田子氏は言う。
強い意志を持ち続ける田子社長であるが、モチベーションはどのように維持するのか聞いてみた。
周りのスタッフに助けてもらっています。どんなときでも、彼らはお客様と面と向かって、最前線で頑張っている。その姿を見ると自分のモチベーションになるという。
人が作ってるものは、偶然生まれたものではないので、それ以上の努力をすれば自分でも作ることができる。ただ違いは「そこまで努力できるかどうか。基本は楽観的なんで、あんまり深く考えてないですよ。」とあっさりと田子社長。
写真:武蔵浦和「バンザイミート」(焼肉店)
編集後記
一歩踏み出してから努力する強さをとても感じる人で、まさに「努力できるのも才能」という言葉が似合う人である。苦労が自信につながることがわかれば、勇気が持てる。だから一歩踏み出してみることが大事。という田子社長の言葉に背中を押される人も多いのではないかと感じた。
(事務局:中小企業診断士 平井彩子)