くらコーポレーション、過去最高の売上・利益で増収増益に

くらコーポレーションが展開する回転寿司業態「くら寿司」が14日に平成22年10月期決算を発表した。売上707億7800万円(昨年同期比+9.5%)、営業利益47億4600万円(同+9.1%)、経常利益50億2300万円(同+9.9%)、当期純利益28億4300万円(同+20.5%)で、売上・利益とも過去最高の増収増益を記録した。

消費動向が経営理念とマッチ

安全・安心・安価なものを求める消費動向と、経営理念である「食の戦前回帰」にマッチし、、来店・購入動機を促進する取り組みを強化。寿司以外のメニュー導入、アニメやキャラクターを利用した販促、通販サイトの立ち上げなどが功を奏した。店舗開発は、商圏人口・アクセス・近隣状況等の出店候補地を厳選した。さらに広範な地域へ出店する方針で、九州地区の出店を加速させ、累計10店舗とした。当該年度に西日本で12店舗、東日本で3店舗を新規出店、年度末の店舗数は260店舗(すべて直営店)となった。

来期の出店計画は30店舗。業績の見通しを、売上高772億8500万円(前年同期比+9.2%)、営業利益47億6800万円(同+0.4%)、経常利益51億円(同+1.5%)、当期純利益26億2200万円同ー7.8%)と見込んでいる。

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くらコーポレーションhttp://www.kura-corpo.co.jp/index.php