ゼンショーが、売上高でマクドナルドを抜き、外食日本一に

牛丼チェーン最大手の「すき家」を展開するゼンショーの売上高が、日本マクドナルドホールディングス、すかいらーくの直近の連結売上高を抜き、国内の外食チェーンで初めて売上高トップとなった。

値下げキャンペーンによる集客効果も寄与

ゼンショーが13日発表した2011年3月期連結売上高は前期比11.0%増の3707億円だった。
すき家は、値下げキャンペーンで集客増が続いている。年200店舗超の新規出店もあって増収につながった。
ゼンショーは1982年創業で、最近は7年連続で年100店超の積極的な出店をしており、企業の合併・買収(M&A)にも積極的である。牛丼チェーンの「なか卯」、ファミリーレストラン「ココス」やハンバーグ・ステーキレストラン「ビッグボーイ」を傘下に収めるなど事業を急拡大している。