千葉商科大キャンパスで学生経営の飲食店オープン、ビジネス継続は売上次第

千葉商科大学(千葉県市川市)のキャンパスに、同大の学生や卒業生が経営する飲食店3店が13日オープンした。学内の“昼食需要”を満たすとともに、若手起業家の育成が狙い。営業期間は1年間で、売り上げ次第で事業が継続できるかどうかという実際のビジネスと同じ厳しい世界に学生らが挑む。

大学が行った学生ベンチャーの公募で選ばれた3店が、フードコート形式に並ぶ

オープンした3店はホットドッグ、パスタ、中華料理。大手ハンバーガー店だったアゴラ館1階の空きスペース約290平方メートルを活用して、3店がフードコート形式に並び、座席数は112席。

大学が昨年行った学生ベンチャーの公募で、メニューの魅力や価格設定、衛生管理、事業の継続性などを基に13店の中から3店選ばれた。その後、食品衛生管理責任者の資格を取ったり、保健所から営業許可の承認を得るなど準備を4カ月間をかけて進めてきた。

各店の経営者が改装費などの開業資金をすべて用意。食材費、光熱費は負担するが、場所の賃貸料は免除される。

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千葉商科大学 http://www.cuc.ac.jp/