国の重要文化財を開放、歴史的建造物でビアガーデン 初開催
◆ 国・重文「泉布館」と「旧桜宮公会堂」の敷地内を夜間一般開放
◆ 歴史的建造物の“雰囲気も酔える”ビアガーデン 初開催
◆ 大阪特産「なにわ黒牛」の溶岩プレート焼きなどを提供
◆ 食べ飲み放題4500円とリーズナブル、幼児は無料
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ウエディングプロデュース・レストラン運営の㈱ノバレーゼ(本社:東京都中央区、浅田剛治社長、東証一部、資本金:6億円)は、大阪を代表する歴史的洋風建築を改装したカフェ・レストラン兼婚礼施設「旧桜宮公会堂」(北区天満橋1)のある敷地内で夜、ビアガーデン営業を初開催します。
当社が敷地を夜間開放するのは初めてで、2014年7月1日(火)から8月31日(日)で行います。
営業時間は17:30から22:00で、ライトアップした国の重要文化財「泉布館」と「旧桜宮公会堂」の両方を見ながら、“雰囲気も酔える”大人のビアガーデンをお楽しみいただけます。
メーン料理は、熱々に熱した溶岩プレートで焼き上げる、月に5頭しか出荷されない希少な大阪産黒毛和牛「なにわ黒牛(くろうし)」や、豚肉や鶏肉、ソーセージなど肉類です。
また野菜スティックやフライドポテト、オニオンリング、サンドウイッチ、ガーリックトーストなど充実した一品料理もふるまいます。
これら料理の食べ放題とアルコール5種とソフトドリンク6種の飲み放題を付け、税込4500円(90分制)のリーズナブルな価格で提供します。未成年は同3000円、幼児は無料です。
ビアガーデンの席数は10卓60席です。
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■ 旧桜宮公会堂の歴史
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旧桜宮公会堂は1935年に明治天皇記念館として建設された、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て、延べ床面積約1000㎡の建築物です。
造幣局の北側、桜之宮公園の泉布観地区にあり、正面玄関部分は泉布観と並ぶ大阪府最古の洋風建築です。
国の重要文化財(1956年指定)である正面玄関は、1870年に建設された造幣寮(現造幣局)の金銀貨幣鋳造所のものを移築しており、建物全体は同鋳造所の当時の様子に復元されました。
造幣局の工場建築で最も美しいと評されたこの正面玄関は、老朽化による昭和初期の鋳造所の取り壊しの際に保存され、明治天皇記念館の建設時に正面玄関に取り付けられました。
以降、明治天皇記念館から聖徳館に改称し、戦後1948年に桜宮公会堂となりました。
1950年には2階部分に大阪市立図書館(桜宮図書館)が移転しましたが、1980年には図書館はなくなり、かわりに1985年から学校教育の振興施設ユースアートギャラリーとして主に児童・生徒の絵画展が行われていました。
大阪市民に広く愛されてきましたが2007年3月に閉鎖。
当社が大阪市からその建物などを借り受け、外観や内観を残しながら建物を再生し、2013年4月にカフェ・レストラン兼婚礼施設として営業を開始、今に至ります。