日本茶を“食す” 新感覚のレストラン開業/抹茶のポテサラや煎茶ドレッシング等“茶料理”提供

◆ 日本茶を「入れる」「食す」レストラン開業
◆ 「茶バリエ」が茶葉に応じて入れ方や温度を調整
◆ 抹茶のポテサラやプリン、ほうじ茶アイス、煎茶ドレッシングのサラダなど“茶料理”提供
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ホテルや旅館、レストラン運営の創業116年目の㈱龍名館(東京都千代田区、浜田敏男社長、資本金1.2億円)は、創業地の御茶ノ水(千代田区神田駿河台)で、「日本茶」を「入れる」「食す」をコンセプトにしたレストランを、2014年8月1日(金)に開業します。

レストランは朝6時半の朝食から夜23時の食後まで、「日本茶」を使った料理とスイーツを中心に提供します。

店内は木目を基調とした落ち着きのある空間に48席を用意するほか、屋外にはテラス席を32席設け、ビジネス街、御茶の水の新スポットとして目を引くようにします。

家で急須を使いお茶を入れる習慣が薄れるなか、レンタル茶室が都内に現れたり、お茶の団体が「食べるお茶」の開発に取り組んだり、ワインボトルに入った高級茶を製造販売する会社が注目されたりと、日本茶を取り巻く環境に新たな動きが出ています。

そんな中、地名がお茶に由来する御茶ノ水で116年間、旅館と和食店を営業してきた当社ならではの提案が、日本茶を飲むだけでなく、「入れる」「食べる」という今回のレストランです。

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■ 「茶バリエ」が茶葉にふさわしいお湯の温度と入れ方で提供
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カフェ営業では、お茶を入れる専属スタッフ「茶バリエ」が、茶釜を置いたカウンターキッチンで、お湯の温度管理をしながら、各茶葉に合わせて抽出時間を変え、茶を入れます。
香り高い玉露や煎茶、深蒸し茶など、今回のレストランのために「茶バリエ」らが実際にお茶の産地を視察し、厳選した日本茶10種類を提供します。

2杯目からは、お客様自身がティーポットに入れたお湯を使って、急須でお茶を入れる美味しさを味わっていただきます。
茶葉は種類によりますが、3煎ほどまで美味しくいただけます。

カフェ営業以外ではお水がわりとして、「茶バリエ」が茶農園と共同開発した、ほうじ茶と麦茶を独自ブランドした当店限定の江戸番茶をお出しします。
和食に合うお茶としてクセを控えた味に仕上げました。

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■ 約50種並ぶ「湯飲み茶わんの壁」からお気に入りを選んでお茶を
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お客様は飲む茶葉を選択したあと、約50種類の湯飲み茶わんを陳列した棚から、お好みの物を選んでいただきます。
茶バリエにご相談いただければ、“茶葉に合った湯呑み”のご紹介もさせていただきます。
茶碗は季節ごとに入れ替えます。

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■ 夜は「お猪口お茶」のウェルカムティー、机には茶香炉で香る演出
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ディナーには「茶バリエ」が日替わりで選ぶお茶を、「食前茶」としてお猪口に入れて提供します。
食後やお酒の締めには、二日酔いにオススメの強火で焙煎した深蒸し茶やウコン茶を、そうでない方には当店オリジナルの江戸番茶を、お客様の気分をお聞きし提供します。

またテーブルには日本版アロマポットの茶香炉を置き、香り高いほうじ茶を焚きます。
食前・食中・食後で「お茶」の異なる魅力を提供します。

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■ 「お茶スイーツ」や「お茶を食す料理」、「お茶調味料」も
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カフェ営業中は、抹茶を使ったプリンを、徳島県の大谷焼のかわいい“プリン壷”に入れ提供します。
そのほか、ほうじ茶のアイス、抹茶金時、挽き茶アイスをのせる米粉のパンケーキなど、和洋折衷の“お茶スイーツ”もご用意します。

またディナーでは料理にも茶を使います。
抹茶を使った緑のポテトサラダや煎茶のドレッシングを使ったサラダ、抹茶の味噌をソースにしたステーキ、ほうじ茶をまぶして寝かせたベーコン、茶葉を油に約2カ月間浸けた茶油を使った料理など、「茶を食す」一品料理が並びます。
茶を全面に打ち出した料理から隠し味に使った料理まで、各種をお楽しみいただきます。

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■ 早朝はほうじ茶と鰹だしをそそぐ「贅沢茶漬け」を提供!
夏は冷やし茶漬けでサラサラっと!
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ビジネス街であることから6時半から早朝営業をし、茶飯(お替り自由)をほうじ茶と鰹のダシを注いで食す朝ご飯のお茶漬けを提供します。
お茶漬けの具材はウメや鮭、焼サバなど8種類から選べ、すべてに海苔や柴漬け、ワサビなど5種の薬味を付けます。

夏はお茶とダシを冷やした“冷やし茶漬け”もお楽しみいただけます。