日本酒の英語サイト「Japanese Food Review」( http://japanesefoodreview.com )をリリース
ジャパンレビュー株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本 彰祐)は、インターネット上のクチコミに書かれた“テイスト”を言語解析してランキングした日本酒の英語サイト「Japanese Food Review」( http://japanesefoodreview.com )をリリースしました。
■テイストをランキングできる「Japanese Food Review」とは
「Japanese Food Review」は、数ある日本酒の中から、「Sweet(甘口)」、「Dry(辛口)」、「Fruity(フルーティーな)」などのテイストに則してランキング形式で紹介しております。ランキングはインターネット上のクチコミから言語解析により、みんなの「テイスト」を数値化することで、日本酒に点数を付けています。これにより個人的な感想ではなく、多くの人が共感できる“テイスト”でのランキングを実現しています。
■サービス誕生の背景
和食が無形文化遺産に登録されるなど、ますます日本食や日本の食材が世界的にも注目されつつあります。当社の代表は、海外在住時代に友人から「日本人として辛口のものでオススメはあるのか」と聞かれたことがあり、既に日本酒などの日本の食材は、単に「日本のもの」とひとくくりで楽しまれているのではなく、「日本人が『辛い』『甘い』など、どう捉えているのかで購入を判断したい」という外国人が増えていることを実感しました。この経験から、日本人が日本食材に感じている「感覚」を数値化して伝えることで、より好みに合う日本の食材に触れてもらうことができ、隠れた名品などが世界にはばたくきっかけになればと考え、「Japanese Food Review」が誕生しました。
■口コミの内容を言語解析し「テイスト」をランキング化
「Japanese Food Review」では、ブログ等に書かれている口コミの内容を言語解析。口コミ内に含まれている「テイスト」を抽出し、点数化しています(特許出願済み)。
口コミの文章については、形態素解析を行い、単語ごとに分解。単語ごとの係受け関係についてもCRF(条件付き確率場)の技術を用いてデータベース化。テーマとなる「気持ち」に関連するキーワードの数及び割合等から基礎点を算定。これに係受け関係をベースに以下のような加点・減点を行っています。
【基礎点からの加点・減点の例】
「甘口じゃない」などの否定語がかかっている場合は「-(マイナス)」とする。
「とても」などの強調語がかかっている場合は「+1」とする。
■今後について
現在は日本酒の英語版でスタートしておりますが、将来は、焼酎、味噌、出汁等へと領域を拡充するとともに、中国語版等の他言語バージョンを作成し、世界中に日本食材の素晴らしさを伝えていく予定です。
■会社概要
法人名 :ジャパンレビュー株式会社
所在地 :東京都渋谷区桜丘町3-16
代表者 :代表取締役社長 山本彰祐
事業内容:インターネット広告事業