5月売上高は前年比101.4%に 吉野家
吉野家ホールディングスは、牛丼チェーン「吉野家」の5月実績を6日発表、売上高は既存店ベースで前年同月比1.4%増となった。
値引きが奏功、すき家・松屋も5月は好調
震災のあった3月以来、2ヶ月ぶりに前年水準をクリアした。同89.9%と4月は落ち込んだが、客数が前年比114.2%と伸びて売上増に貢献したのが、東日本地区限定で実施した「牛丼110円引きセール」。なお、客単価は同88.7%となった。
ゼンショーが運営する5月「すき家」の実績は、売上高前年比104.8%(客数109.4%・客単価95.8%)で、前年実績を16ヶ月連続超えとなった。松屋フーズの「松屋」は売上高106.1%(客数115.0%・客単価92.3%)で前年を上回った。同社は、4月の売上高が前年割れの97.4%ととなっていたが、1ヶ月での回復となった。同期間に3社が実施した値引き販売は、良好な結果をいずれも残すこととなった。
関連リンク
吉野家ホールディングス http://www.yoshinoya-holdings.com/
株式会社 ゼンショー http://www.zensho.co.jp/jp/index.html
株式会社 松屋フーズ http://www.matsuyafoods.co.jp/